2.たて子デザインのアレンジ・・・ 6.モール状のデザインを付加する
2-6-1: 切断や継足しのテクニック
図Aはモールのパーツ281.10.060を利用しました。長尺なので、親柱に当たったところで切断することになります。残った部分からもう一つ同じ形を取り出せました。図A右下のカット図をご参考ください。
たて子パネル498.33.025を横向きに使ったのが図B、Cです。図Bの場合、デザイン的な問題は無いのですが、切断した残りが全長の半分近くになってしまい、無駄が多い使い方です。
考え方を変えて、図Cのように親柱ピッチをたて子パネル長さに合わせて変更してみます。親柱両脇のアキが狭くなりましたが、さほど違和感はありませんね。
2-6-2: 切断や継足しのテクニック(2)
唐草パネル498.33.025も長さ1,000mmですので、図Aのように親柱を移動すればキレイに納まります。
アキ100mmを守り抜く!という事であれば、足りなくなる部分に別のパーツを入れてみましょう。図Bでは284.20.043を両端に入れました。
図Cではさらに工夫して、3スパンごとの繰り返し模様となるような組合せで、142.33.044を切断した残りの無駄を省き、足りなくなった部分に453.20.0602個を向かい合わせで使いました。
2-6-3: 単体の唐草などをモール状に並べる
唐草パネル456.20.042は100mmパーツとしてボーダー付近によく使われる唐草パーツです。長さも250mmなので4個並べるとたて子と同じ1,000mmとなります。親柱を移動させる手法で無駄なく納まりますが、縦幅100mmはさすがに貧弱に見えますので、図Aでは2段重ねにしてみました。
図Bは288.20.043と662.20.043の大小2種類のC唐草を2段使いしました。
2-6-4: たて使いにしたモール
モールを切断してたて子パネル風にした例です。
図Aはモール283.10.060の利用です。切断カ所の仕上に手間がかかりますが1パーツから2本取れました。高さが足りなくなりましたので13X13角棒を寸切してハンドレール直下に詰めています。
図BではC唐草を441.20.042をモール状にしています。やはり高さが足りないので、上下にリング351.31.042から切り出したものを挿入しました。
図Cでは133.20.042を積み重ねていますが、左右への散らし方を変えることで高さをピッタリ合わせることが出来ました。
図Bの唐草の向きを90°回転して積み重ねると図Dになります。パーツは442.20.042です。